アフガン・イラク・北朝鮮と日本
当サイト運営方針の補足事項


 当サイト「解説・目次」ページに掲げた説明より

  • 当サイトの主張
    「リストラも戦争も拉致もゴメンだ!」 「イラク戦争も金正日もNO!」
    「殺すな! 殺されるな!」 「弱肉強食の戦争・差別社会など、真っ平だ!」
  • 当サイトが追求しているテーマ
    『リストラも戦争も拉致もゴメンだ』『イラク戦争も金正日もNO!』。アフガン・イラク戦争や米国の一国覇権主義に反対し、北朝鮮や中国の人権抑圧を終わらせ、『平和・民主・人権の東北アジア』を実現するにはどうすれば良いか、一緒に考えていきたい。
  • 拉致板との関係について
    うちは拉致板ではありません。北朝鮮や中国の現体制も批判しますが、それはあくまで帝国主義やファシズム、新自由主義、スターリン主義などによる差別・搾取・抑圧に反対する立場からのものです。拉致板から来られた方も、当サイトに参加される以上は、最低限前述の趣旨を理解した上でお願いします。
  • サイト運営の姿勢
    当サイトHP・掲示板の趣旨を理解して下さる方との真摯な議論を歓迎します。その方の左右の主義の違いには拘りません。但し、荒らし・煽り・人権侵害・プライバシー暴露投稿は規制します。『うどんを食べる気など最初から無いのにうどん屋に来て、やれパスタやラーメンがメニューに無いからと言って、他のお客の迷惑も顧みず一方的にわめき散らす』が如き言説は容認しません。

 当サイトと拉致板との関係を巡る変遷について

● 拉致板との関係清算について改めて表明する−拙板は拉致板の植民地ではない。
   投稿者:社会主義者  投稿日: 2005年2月 4日(金)02時11分55秒
 本投稿を以って、拙アフガン板は拉致板との関係を再清算する。今まで掲示板ヘッダに掲げてきた「拉致板との共同アピール」は破棄し、拉致板へのリンクも追って拙サイトから削除する。

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(a)
救う会が極右? 集会の場に日の丸があるのが気に食わない? 誰もそんな政治信条など問うてない。拉致被害者を救いたいと考えるのなら、何故もっと自分自身のその考えを重視できないのか。どうしてそんな枝葉末節に囚われて、本来の自分の目的を見失ってしまうのか。結局、それは自分の中にある弱さをごまかすための政治信条でしかなく、自己満足のための救出運動への協力に過ぎない。

(b)
「救う会は極右」こういったレッテルを貼らなければ、仲間の左翼から総スカンを食らう。「反金正日」を掲げながら、くだらないレッテルにこだわる誰かさんにはそういった怖さがある。
救う会が経済制裁を叫ぶ。極右のレッテルを貼ったからには制裁には反対しなければならない。では他にどんな解決方法があるのか、具体的に問われれば何も答えられない。
RENKは、具体的に拉致事件の解決も含めた北朝鮮全体の人権問題の解決には金正日政権の崩壊が必要だと判断し、制裁に賛成している。何故制裁賛成なのか、その結論に至った経緯をろくに考えも読みもせず、「とにかく制裁反対(救う会路線に反対)」それしか頭にないから、「RENKが救う会に擦り寄っている」なんて異常な発言が飛び出してくる。
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 上記(a)(b)は、いずれも最近、某拉致板で同一HNの人物の手で書き込まれた投稿の一部である。当該投稿では名指しまでしていなかったので当板でも投稿文の引用のみに止めておくが、それが拙アフガン板の投稿を揶揄・誹謗した物である事は、前後の文脈からも明らかである。

 上記拉致板投稿の問題点は次の2点である。

(1) 他板で、拙板の特定の投稿に対して、いきなり内政干渉まがいの批判を展開した。
(2) 拉致板でしか通用しない基準で、他所の掲示板の特定の投稿を一方的に裁断した。
  拉致板の基準を非拉致板に押し付けた。

(1) については、どちらが先に内政干渉を仕掛けてきたのかは、今更言うまでも無い。

(2) について
(a) 「誰もそんな政治信条など問うてない」→見解を異にする。救う会の実態については、下記リンクの内容で明らかである。「どうしてそんな枝葉末節に囚われて」→枝葉末節ではなく、それが「救う会」の本質である。そもそも当該拉致板の何某が、どう「政治信条など問うてない」「枝葉末節」と思おうがそれは自由だが、その何某の結論とやらを外部からいきなり拙板に一方的に押し付けられる筋合いは一切無い。

・拙稿「救う会大阪・第4回大阪大会 参加レポート」('03年10月18日)
 http://afghan2004.hp.infoseek.co.jp/kakolog20.htm
・《掲示板の論点3》「救う会」の「強制連行入試問題」声明について考える
 http://www.geocities.jp/afghan_iraq_nk/ronten3.htm

(b)「救う会は極右」である。主導しているのは「産経−現代コリア枢軸」である。「救う会」は北朝鮮・拉致問題にかこつけて、改憲・有事法制・海外派兵に賛成し、ブッシュ・ネオコンに追随している。教育基本法を改悪して国民の教育権を否認し、「勝ち組・負け組の選別」と「負け組にはひたすら奴隷根性とお国の為に命を投げ出す事を植え付ける」教育を主張している。新自由主義政策を賛美し、いくら労働法制や社会保障が切り捨てられ失業・自殺・過労死・多重債務が増えようがひたすら耐え、国・多国籍資本の海外権益擁護の為に身も心も捧げる事を国民に要求している。こんな方向が、拙板の立場と相容れる訳がないだろう。だから「救う会」の運動路線には賛同しないのだ。「自分の生き死には自分で決める、小泉や大企業・アメリカ様の都合で殺されてたまるか!」「リストラも戦争も拉致もゴメンだ!」−これの何処が悪い!何処が「イデオロギー排外主義」なのか!「拉致被害者・家族会が言っているから?」−だから「反動政治の推進にも一切逆らうな」と言いたいのか。「経済制裁?」−当該課題はあくまで「救う会」「拉致板」の運動課題だろう。それを「拉致板外」の世界にまで押し付けるな。「拉致被害者・家族会」云々を持ち出せば何でも強要できると思ったら、大間違いだ。「救う会」「拉致板」は「解同のウヨク版」か?!
 前述の「共同アピール」の提起にしても、元々はそれぞれの立場の違いは横において「<未帰還者全員奪還・金正日独裁政権崩壊・独裁政権との国交正常化反対>のどれかで一致すれば、その一致点で出来る事は協力しよう」「どれか一つでも構わない、サイト独自の主張を加えても構わない」というものだった筈だ。しかし実際はどうか。「救う会」「拉致板」内部の運動課題や内部基準を外の掲示板にも押し付けてくるわ、内政干渉はしかけてくるわで、とてもではないが、「対等・平等」「求同存異・相互内政不干渉」の原則を先方が遵守しているとは思えない。これは、「救う会」「拉致板」サイドの方に「我々こそが北朝鮮問題の本流である」「それ以外の潮流は全て亜流であり粉砕対象である」とする様な一種のヘゲモニー主義(覇権主義)があり、拙板を恰も「拉致板帝国主義」の「勢力範囲・植民地」とみなす傾向があるからであろう。

・拙板のコンセプトを、拉致板の方に押し付けた事は一切無い。
・内政干渉・先制攻撃をしかけてきたのは、常に、前記何某を筆頭とする拉致板の方である。
 拙板は拉致板の植民地ではない。
・別に拉致板だけが、北朝鮮問題掲示板の全てではない。


【拙掲示板の皆さんへ】

(1) 今後は、拉致板との関係については改めて清算する事を表明する(拉致板からの完全撤退については'04年3月29日の拙稿「転載・「朝民研」掲示板での拙稿全文」で一度表明済み)。北朝鮮問題についても、あくまで拙板のコンセプト・投稿規程に掲げた方向で取り組んでいく。

(2) 「救う会」「拉致板」関係者個人との関係については、その思想信条の如何を問わず、拙板のコンセプトを尊重する方とは従来通りお付き合いを続けていく。最初から拙板のコンセプトを尊重する意思の無い人物については、掲示板参加をお断りする。

(3) 以上で以って、拙板と拉致板(個人掲示板)の関係は、その他の一般掲示板と全く同じものになる。拙板は拉致板(個人掲示板)のあれこれの投稿内容には一切関知しない代わりに、当該板内部からの内政干渉も一切拒否する。若し限度を越えた先制攻撃・内政干渉を受けた場合は相互主義の立場で必要に応じて反撃する。

(4) 「救う会」その他の運動団体・政党・公人に対する政治批判は、今まで通り続けていく。

(5) 拙掲示板に参加されている皆さんも、前述の決定の意を汲んでいただき、こちらから一方的に攻撃をしかけ先方に介入の口実を与える様な愚だけはくれぐれも避けていただきたい。拉致板の投稿者に個人的に意見がある人は、当該板の場に直接投稿していただきたい。


(参考資料) 論考2(北朝鮮関連)>掲示板言論の推移
  1 在日コリアンとの連帯めざして
  2 北朝鮮「拉致・人権査察」実現試論
  3 初期投稿
  4 国際情勢の中で
  5 イラク戦争以後 
  6 他板参考言論
  7 「平和・民主・人権の東北アジア」への模索


 投稿規程と「言論・表現の自由」との関係について

● 何故、罵倒表現がいけないのか
 
投稿者: 社会主義者  投稿日:2005年11月26日(土)23時51分58秒
 今さら何でこんな低レベルな事を管理人がわざわざ出張って書かなければいけないのか、と半ば呆れながら書いています。

 何故、罵倒表現がいけないのか。「罵倒の応酬になってしまうから」「荒らしを呼込んでしまうから」とか色々ありますが、最大の理由は「肝心の本筋の議論から逸脱してしまうから」です。

 まず、北朝鮮や中国の人権問題の例で考えてみます。人権問題について議論しているのに、そこで「支那」とか「豚金」とかいう罵倒語を連発されると、「何だその物言いは」という事で、個々の表現の是非を巡っての不毛の争いになってしまい、肝心要の人権問題に関する議論がもうそっちのけになってしまうからです。
 罵倒語を連発にしている当人はそれでも当事者感情を代弁しているつもりなんでしょうが、それで肝心要の本筋議論(議論本来の内容)はそっちのけで、「何だその物言いは」レベルの言い合いになってしまったのでは、もう本末転倒です。

 実際の当事者でもないのに当事者感情なるものを引合いに出して自分の立場を正当化するが如き議論も、私は「如何なものか」と思います。「感情の発露」という事で全て免罪されるなら、敵討ちやテロ、私的制裁、教育現場での体罰なども全て容認されてしまいます。例えば、体罰を正当化する「愛のムチ」論。「相手の事を思うが故の厳しさ」「しつけ」の名目で、実際はそれが単なる鉄拳制裁やリンチや後輩の使い走りやパワーハラスメントや児童虐待だったりする訳でしょう。こんなものは単なる「調教、嫌がらせ、人権侵害」にしか過ぎないのであって、真の「厳しさ」とは似て非なるものです。一見情緒的な「当事者感情の発露」ほど始末に終えないものは無い。

 「豚金」とかいう表現をことさら使わなくても、「在日の帰国者家族や北朝鮮人民が金正日体制を憎んでいる」と主張する事は出来ます。「馬韓」とかいう表現をことさら使わなくても、「韓国のナショナリズムにも問題が在る」と主張する事は出来ます(注:当該表現については既に自主訂正済)。「人間のクズ」とかいう表現をことさら使わなくても、「ぼんくらおじさんの意見はおかしい」と主張する事は出来ます。「週刊金正日」とかいう表現をことさら使わなくても、「週刊金曜日の編集方針には問題が在る」と主張する事は出来ます。いずれも論理的に主張すれば良いだけの話です。それを、論理的に主張するのが邪魔臭いのか苦手なのかは知りませんが、安易に「豚金」「馬韓」「人間のクズ」「週刊金正日」などという罵倒語を連発し印象操作に走るという事は、即ち「暴力・威嚇・恫喝」で以って相手を黙らせる事しか考えていない、論理的に議論する事を回避しているという事です。

 そういう意味では、管理人たる私も少し反省しなければいけない点があった事も否めません。先の拙稿文中の「ラ帝」「勝共豚」などの表現については、私も聊か「感情の発露」が過ぎたと思います。

 各人におかれましても、上記の事を念頭において掲示板の議論に参加して下さい。
 今後はどういう形であれ、前述の様な罵倒語の連発や「名前の言い換え」については、一切ご容赦願います。それに該当する投稿については、レスが付いてようが無かろうが、時間が経ってようが無かろうが関係なく、管理人権限で適宜規制します。

● ウェブサイト運営方針と「言論の自由」との関係について  
投稿者: 社会主義者  投稿日:2005年12月 9日(金)09時12分39秒
 徒然掲示板の件の中でも一部で触れましたが、昨今、ネットウヨクと呼ばれる人種が左派や反戦運動の掲示板に出没して、「ヘイトスピーチも書かせろ、書かせなければ言論の自由の抑圧だ」みたいな主張を粘着的に行う事がよくありますが、こんな屁理屈は「以ての外」だと私は思っています。

 例えば、自民党員や右翼が「共産党に入党させろ」と言ってきたらどうでしょうか。逆に共産党員が自民党や右翼団体に「加入させろ」と言ってきた場合でも良いですが。自民党や共産党に限らず、どんな政党にもそれぞれ綱領や規約があり、それを承認する事が入党の前提です。綱領・規約の解釈や実際の運用を巡ってはそれぞれ党内に議論もあるでしょうが、少なくとも、そんな綱領や規約などハナから認めない人が入党なんて出来る訳ありません。スパイ目的の潜入でもない限り。

 また、コープ(生協)の店舗に「遺伝子組み換え食品を置け」といった主張が通るかどうか考えてみても良いでしょう。「安全でより良いものをより安く」というのが、19世紀イギリス・ロッチデールに始まる生協運動のコンセプトです。そんな店舗に、リン・LAS・蛍光増白剤入りの洗剤や発がん性の疑いのある食品添加物入りの商品を置ける訳がないでしょう。勿論、実際の商品政策は生協によって異なります。大規模生協ともなればPB(コープ)商品だけでは品揃え出来ませんから、NB(市販)商品も大量に置いています。そうかと思えば逆に一部の小規模生協みたいに、コープクリーンなどの代替商品や個人別配送も一切罷りならぬ、粉石けんや「豚の一頭買い」を売りにしている、そんな生協もあります。しかし少なくとも、環境に悪い商品や公正な取引によらない高額商品(逆にダンピング商品も)などは扱わないというのが、最低限のコンセプトです。それすら否定してしまったら生協組合員の利益が損なわれ、もはやその店舗は生協でなくなります。

 BBS(ネット掲示板)やHP、ブログ(日記風HP)、ML(メーリングリスト)などのウェブサイト、インターネット媒体における「言論の自由」も、それと同じ事です。それぞれウェブサイトには独自の開設趣旨や運営方針、投稿規程の類が存在し、それに基づいて言論活動が展開されています。中にはそういうものが一切ない「お茶のみ、茶話会」みたいなサイトもありますが、それもそのサイトの独自性に基づくものです。

 行政や世論が規制を加えるのは、悪徳商法の勧誘や個人のプライバシー侵害など、明白な法律・公序良俗違反投稿に限られます。そうでない限り、そのサイトの独自性や言論活動は最大限尊重されるというのが、行政が保障する「言論の自由」です。その中で、右翼は右翼のサイトに、左翼は左翼のサイトに行けば良いのです。若しくは、自分で好きなサイトを立ち上げれば良い。そして、自分とは異なる右翼(あるいは左翼)的な意見であってもその意見が真摯なものであると思えば、そんな意見も当該サイトの判断で適宜取り上げれば良い。それだけの話です。

 それを何か、自身の傍若無人や自分本位な所業を恰も「言論の自由」であるかの様に履き違えて、うどん屋に来て「ラーメン食わせろ」と喚き立てた挙句に、営業妨害や他のお客への迷惑行為に及んでつまみ出されたの逆恨みして、それで他の場所で陰口言う事まで正当化されるが如く捉えている人間が居る事については、呆れてモノが言えません。また、そういう人間が、「愛国を旨としているので反日的投稿はご遠慮下さい」「拉致被害者を悲しませる投稿はご遠慮下さい」「憲法改正論者しか書き込むな」とか謳っているサイトには文句一つ言わず書き込みをしている癖に、そうではない畑違いのサイトに来て、やれ「言論の自由がない」と喚き立てたり自身の他板攻撃を正当化したりする様なども、正にダブルスタンダード(恣意的な二重基準)そのものです。以上の事は、ここではっきりさせておきます。

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