アフガン・イラク戦争〜北朝鮮問題の序章(6)
反テロ戦争の行方と解決の手がかり

「限定空爆」(「不朽の自由」作戦)の実態
〜アルジャズィーラ(カタールの衛星TV)・ニュース画像より
※アフガン問題解決の手がかり
(1) 報復戦争や軍事法廷でなく、テロリストを国際法廷の場に。
参考
国連憲章第7章 
第41条 非軍事的制裁
第42条 軍事的制裁
(2) 大国・周辺国の介入停止。アフガン人民の民族自決権尊重。
(3) 日本が本来果たせる主導的役割。
日露戦争以来の当地の親日感情。
平和憲法国家としての役割。
(4) テロ対策特措法・PKO(国連平和維持活動)改悪法の問題点
PKF(武装部隊)・事実上の戦闘地域への参戦。
作戦非公開、国会は事後承認で歯止めなし。
↑空爆で負傷した子供
↑誤爆された赤十字倉庫
(引用:http://www.aljazeera.net/)
【解説】
(1)
「限定空爆」と言っても、半数命中を命中精度の基準にしている。
(2)
米軍は大量殺傷兵器(下記※印参照)で非軍事施設や多数の民間人を攻撃・殺傷している。
(3)
米ブッシュ大統領の復仇(ふっきゅう)・報復作戦はテロの悪循環を招くだけ。イスラエルのシャロン政権のテロ報復(国家テロ)が更なるパレスチナのテロを誘発しているのと同じ。
(4)
日本政府のテロ対策はアメリカ言いなりでビジョン皆無。ドサクサまぎれの自衛隊海外派兵のみが目的。
※米軍の主な大量殺傷兵器
クラスター爆弾(集束爆弾):親爆弾から200以上の子爆弾が飛び散る(右の写真)。
↑クラスター爆弾(引用:http://isweb28.infoseek.co.jp/motor/f15/cbu.html)
デイジーカッター(燃料気化爆弾):爆風と酸素燃焼で半径1キロ弱の全生物を殺傷する。
バンカーバスター:地中深くの目標物を一挙に破壊する。
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