アフガン・イラク戦争〜北朝鮮問題の序章(1)
アフガニスタンの国土と民族


アフガニスタン概略図
(引用:http://www.mine.ne.jp/a-rans/afghan/)

バーミヤンの石仏破壊跡
(’01年3月、毎日新聞)

カイバル峠
古来から東西の通商路として栄えた。
現在のパキスタンとの国境は峠の西側を通る。
  Pashtun(パシュトン人)   Hazara(ハザラ人)
  Kyrgyz(キルギス人)   Uzbek(ウズベク人)
  Turkmen(トルクメン人)   Tajik(タジク人)
  Baluchi(バルチ人)
引用:英BBC放送ニュース資料
(http://www.lib.utexas.edu/maps/afghanisutan.html)
※アフガンの民族構成
パシュトン人
全体の約40%。イスラム教スンニ派が多い。
居住地は南部(カンダハルが中心)。
タジク人
全体の約25%。イスラム教スンニ派が多い。
居住地は北部一帯。
ハザラ人
全体の約20%。イスラム教シーア派が多い(親イラン)。
居住地は中央山岳地帯。
ウズベク人
全体の約15%。イスラム教スンニ派が多い。
居住地は北部など(ウズベク人は親ウズベキスタン)。

【解説】
(1)位置 だいたい日本と同緯度(沖縄〜仙台)。首都カブールは大阪と同じ。
(2)面積 約65万平方キロ(日本の1.7倍)
(3)人口 約2500万人(日本の1/5)
(4)地形 高山と砂漠の国。国土の中央を東西に5000m級のヒンズークシ山脈が走る。
(5)歴史 古来から文明の十字路(シルクロード・バーミヤンの石仏・カイバル峠)。1747年にパシュトン人ドゥラニ族が全土を統一。

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